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内山 軍蔵; 宝徳 忍; 藤根 幸雄; 前田 充
JAERI-M 93-198, 27 Pages, 1993/10
還元剤としてn-及びiso-ブチルアルデヒドを用いた新しいネプツニウム、プルトニウム及びウランの再処理工程分離プロセスに関する研究を行った。本研究は、反応速度測定実験とフローシート実験からなる。反応速度測定実験ではPurexプロセス溶液条件下において、Np(VI)をNp(V)に還元するが、Pu(IV)及びU(VI)を還元しないこと、また、iso-ブチルアルデヒドはNp(VI)及びPu(IV)を還元するがU(VI)還元しないことがわかった。これらの結果をもとに、共除染工程、Np分離工程及びU/Pu分配工程から構成される新しい分離プロセスを提案した。提案した新しい分離プロセスの有効性を確認するため小型のミキサセトラ型抽出器を用いたフローシート実験を行い、共除染工程においてU(VI)とともに抽出されたNpの99.9%は、n-ブチルアルデヒドを用いたNp分離工程においてUから還元分離することができた。iso-ブチルアルデヒドを用いたU/Pu分配工程では、99%以上のPuをUから還元分離することができた。
内山 軍蔵; 宝徳 忍; 木原 武弘; 藤根 幸雄; 前田 充
Solvent Extraction 1990, Part A, p.675 - 680, 1992/00
ガス化分解可能な塩フリー還元試薬を用いたネプツニウム分離プロセスに関する研究を実施している。ネプツニウム(Np)を6価から5価に還元する試薬としてn-ブチルアルデヒド、iso-ブチルアルデヒド、プロピオルアンデヒドなどを取り上げ、U-Np-HNO系での還元反応速度データを取得した。最も反応速度が大きいiso-ブチルアルデヒドについて速度式を得た。また、16段の小型ミキサセトラを用いたケミカルフローシート実験の結果、有機相(30%TBP/nDD)に抽出されたNpのうち90%以上を、iso-ブチルアルデヒドを3%含有する3N硝酸溶液により還元分離することができた。その際、Npプロダクト液に約5%のウランの損失が生じた。